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babooconの最近読んだ本

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  • 2015.08.31 Monday
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2015年03月の読書まとめ

2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:6327ページ
ナイス数:976ナイス

3月は仕事が煮詰まっていてあまり精神的にも余裕がありませんでした。

そんな中で読んでいたのが宮部みゆきの大作「ソロモンの偽証」全6巻。

クリスマスイブの深夜に学校の屋上から転落死した中学生の死の真相をクラスメイトたちが探っていくというもの。

自殺か、他殺かという謎解きはそれほど珍しくはないかもしれませんが、その方法として中学生たちがとった手法はきわめてユニーク。

あまり詳しく書くと未読の方にネタバレになってしまうので控えますが、思惑が複雑に交錯する人間模様は読み応えがあります。
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2015年02月の読書まとめ

2015年2月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:8845ページ
ナイス数:1056ナイス

久しぶりの更新。

読書メーターの読書記録をまとめるだけの記事も1年ぶりくらいとか終わっています。

モチベーションを上げるために、別のブログを立ち上げようかなと検討しています。

まあしばらくはジュゲムで更新していきますが。

バフェットの手紙の最新版が先月末に公開されたので、それを何年かぶりに翻訳してブログ記事にしようと作業中です。
 

2014年3月の読書まとめ

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5039ページ
ナイス数:950ナイス

毎月のことですが、3月分の読書まとめ、今更アップします。

先月は再読も何冊かしましたが、新刊で面白い本も多かったです。

モノが少ないと快適に働ける」は極限までモノを減らしている著者のオフィスを紹介しながら、仕事環境におけるミニマリズムのススメを説いています。なかなかここまで徹底するのは難しいですが、本当に自分の職場の机の周りに散乱している書類やモノは本当に必要なものなのか、今一度見つめ直そうという気にさせられる一冊です。

"Warren Buffett's Letterr to Berkshire Shareholders 2013" は著名投資家のウォーレン・バフェット氏が毎年自身がCEOをつとめるバークシャー・ハザウェイの株主・投資家に向けて書いている手紙です。僕はウェブ上で公開されている1977年版から全て読んできましたが、いわゆる株式投資の話題だけでなく、ビジネスの広範囲に渉る示唆に富んだ文章が展開されていて、非常に興味深い読み物です。このブログでも過去の手紙の翻訳に挑戦したことがあり、今年も久しぶりに翻訳記事を書こうと思っているのですが、なかなか進んでいません・・・。

小説で特に面白かったのは高田郁さんの時代小説「銀二貫」です。大阪商人の井川屋和助が天満天神への寄進のために貯めていた銀二貫で仇討ちから救い、彼の寒天問屋で丁稚として働くことになった武家の少年・松吉の物語。苦難の連続にも負けずひたむきに新しい商品開発に取り組む姿に胸を打たれました。

貧乏入門貧乏入門
読了日:3月3日 著者:小池龍之介

Warren Buffett's Letter to Berkshire Shareholders 2013Warren Buffett's Letter to Berkshire Shareholders 2013感想
ウォーレン・バフェット氏がバークシャー・ハザウェイの株主に向けて毎年書いている手紙の最新2013年版。昨年は株式市場が堅調で、バフェット氏が指標としているバークシャーの資本増加率はS&P指数に及ばなかった。ビジネス面は好調で、中核となった鉄道のBNSFやエネルギー事業のミッドアメリカンなどは最高益。今年のコラム"Some Thoughts About Investing"では、投資とは値上がりを期待して行なうのではなく、対象から上がる収益の利回りとその継続性に基づくものだという彼の堅実な考えを述べている。
読了日:3月5日 著者:WarrenE.Buffett

魔法少女まどか☆マギカ (上) (星海社文庫)魔法少女まどか☆マギカ (上) (星海社文庫)
読了日:3月6日 著者:一肇

魔法少女まどか☆マギカ (下) (星海社文庫)魔法少女まどか☆マギカ (下) (星海社文庫)
読了日:3月8日 著者:一肇

電気代500円。贅沢な毎日電気代500円。贅沢な毎日
読了日:3月9日 著者:アズマカナコ

ミナを着て旅に出よう (文春文庫)ミナを着て旅に出よう (文春文庫)感想
オビの「解説・辻村深月」に釣られて衝動買い。なんと単行本は10年以上も前の刊行だったとは。ミナ・ペルホネンというブランド名はかすかに聞き覚えはあったけれど、日本人が始めたのは全く知らなかった。洋裁学校に入ってから何度も長期間の旅に出ていたり、独立する前は魚河岸で働いていたり、変わった人だなぁ。そういう人だから、業界の常識に囚われない発想ができたのかも。
読了日:3月10日 著者:皆川明

魔女の宅急便  2キキと新しい魔法 (角川文庫)魔女の宅急便 2キキと新しい魔法 (角川文庫)
読了日:3月12日 著者:角野栄子

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)
読了日:3月16日 著者:石井好子

Webアプリエンジニア養成読本[しくみ、開発、環境構築・運用…全体像を最新知識で最初から! ] (Software Design plus)Webアプリエンジニア養成読本[しくみ、開発、環境構築・運用…全体像を最新知識で最初から! ] (Software Design plus)
読了日:3月17日 著者:和田裕介,石田絢一(uzulla),すがわらまさのり,斎藤祐一郎

君は素知らぬ顔で (祥伝社文庫)君は素知らぬ顔で (祥伝社文庫)
読了日:3月18日 著者:飛鳥井千砂

銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)感想
著者サイン本で読了。武士の仇討ちを天満天神への寄進のために用意していた銀二貫で買い、遺された少年を救った大坂の寒天問屋・井川屋和助の心意気、度重なる大火などの天災に翻弄されながらも懸命に生きる人々の姿、そして亡くなった恩人との約束を果たすために何年も何年も試行錯誤を続けてやり遂げた松吉の真摯さに胸を打たれました。それだけ苦労して見つけた画期的製品の製法を独占せず公開して、かえって本業で大成功を収めるというのも示唆に富んでいる。
読了日:3月19日 著者:高田郁

日本でいちばん大切にしたい会社4日本でいちばん大切にしたい会社4
読了日:3月21日 著者:坂本光司

ヤノマミ (新潮文庫)ヤノマミ (新潮文庫)
読了日:3月23日 著者:国分拓

珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
京都の純喫茶「タレーラン」を舞台にしたこのシリーズももう3作目か…。今回、タレーランは冒頭と最後だけで、ヒロイン切間美星が出場する「関西バリスタコンペティション」会場が舞台となる。競技中に混入騒ぎが起こって美星と付き添いのアオヤマが巻き込まれる展開。見張りに出場者の身内を頼むとかツッコミたい点はいくつかあったが、関係者の思惑が渦巻き、謎の解決編で明かされる真実はサブタイトル通りの「心を乱すブレンド」だ。本文を読み終えてからのエピローグの最後の文がなんとも切ない。
読了日:3月24日 著者:岡崎琢磨

モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術感想
タイトルと表紙のイラストに釣られて衝動買い。この手の本は何冊も読んでいる気がするけれど、著者が文具関係の仕事をしているだけに自身が使っている文具の紹介が多かった。それでもうんざりしなかったのは、淡々とした文体と、なぜそのツールを使うのかという著者なりの明確な理由があるからかもしれない。シンプルとは少し違う、ミニマリズムの発想。なかなか実践は難しそうだけれど、仕事を進めるために何が必要で何が不要か、一度見つめ直すきっかけにしたい。
読了日:3月25日 著者:土橋正

新装版 恐怖配達人 (双葉文庫)新装版 恐怖配達人 (双葉文庫)感想
6本のサスペンス短編集。普通の人がふとしたきっかけで道を踏み外したり悲惨な目にあったりするあたり、この間読んだばかりの百田尚樹さんの「幸福な生活」を少し思い出した。20年以上前に書かれた作品だが、携帯電話がなかったり髪型の描写が当時の流行だったりする以外は古臭さを感じさせず、読みやすい文章。「梁のある部屋」と「死体を運んだ男」が個人的には特にゾッとした(男性目線というのもあるかも)。
読了日:3月27日 著者:小池真理子

いのちのうた―まど・みちお詩集 (ハルキ文庫 ま 1-2)いのちのうた―まど・みちお詩集 (ハルキ文庫 ま 1-2)
読了日:3月29日 著者:まどみちお

霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上) (角川文庫)霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上) (角川文庫)
読了日:3月30日 著者:綾辻行人

霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫)霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫)
読了日:3月31日 著者:綾辻行人

読書メーター

ペパボの株主総会2014

3月21日(金)・春分の日、渋谷はセルリアンタワーで開催されたペパボこと株式会社paperboy&co.(ペーパーボーイアンドコー)の株主総会に参加してきました。

タワー内のホテルの会場を使用していた昨年までと変わり、今年はペパボの社員の人たちも利用しているというGMOグループの社員食堂スペースが会場となっていました。

入り口で株主を迎えてくれる人たちもペパボの中の人たち。

上りのエスカレーターでは役員の方たちと相乗りになってしまい、ちょっと緊張しました。

僕は2年前の2012年からペパボの株主総会に参加していますが、今年は一番参加人数が多かったように思います。
また、2年前の時点では参加者は年配の方がほとんどで、僕と同年代の人たちは数えるほどしかいなかったと記憶していますが、今年はむしろ若い世代の方が多いように見受けられました。

親会社であるGMOインターネット会長でもある熊谷正寿会長の席がなかったのであれ?と思ったら、所用のため欠席とのこと。

今年の議事の目玉はなんといっても、社名変更です。「株式会社paperboy&co.」から親会社GMOインターネットの名と、愛称としてすっかり定着した感のあるペパボを合わせて、「GMOペパボ株式会社」へと変更するというものです。

株主総会が定刻通り10時に開始され、佐藤健太郎社長によるひと通りの事業報告の後、議案採決の前に質疑応答の時間が設けられました。質問数は昨年と同数の7つ。

案の定というか、社名変更に関する質問も。内容は、社員は社名変更についてどう捉えているのかというものでした。

これに対する佐藤社長の回答の中で、創業して昨年で10年が経ったが成長が鈍いのではと社長自身感じており、保守的になっている面をGMOブランドを冠することで打開していきたいと言っていたのが印象的でした。

正直いうと僕はこの社名変更には反対だったのですが、社長の危機意識や現状打破のために親会社のブランドでもなんでも利用してやるという意思表明を聞いて、前向きにとらえてみようという思いに変わりました(議決の際は、ハガキを「反対」で提出した手前、意地で拍手しませんでしたけど(笑))。

社内でも、発表した当初は「あー、残念だな」という反応が多かったそうですが、その後少しずつ前向きになっていったとのことでした。

その他の質問として、昨年ロリポップでのWordPress大規模改ざん事件に関連したものがありました。
一連の騒ぎの初期に、熊谷会長がTwitter上での発言をめぐって炎上したという一幕もあり、セキュリティ問題に対する管理体制が問われているわけですが、これについてペパボではセキュリティ対策チームを昨年末に発足させたとのことです。ペパボのサービスでぜい弱性が発見され外部から情報提供があった場合には対策チームに真っ先に届き、対処にあたるとのこと。

ロリポップの事件は株主としてもユーザーとしても(直接の被害には遭いませんでしたが)残念ではありましたが、今後のサービスの安全性向上につなげてくれればと期待しています。

今年の株主総会議案として、取締役・監査役の退任に伴う新任・再任がありました。創業初期からペパボを支えてきた常務取締役の吉田健人氏・取締役の進浩人氏・監査役の増田要氏の退任です。
新任には取締役1名増で福岡支社副支社長の永椎広典氏、EC事業部長の星隼人氏、五十島啓人氏、監査役は竹内朗氏が選任されました。

総会の議事終了後に、予定にはなかったようですが、佐藤社長の粋なはからいで退任される3名が挨拶をされていました。

また、今年も株主総会終了後に、総会では話せなかった事業紹介などを行う株主懇親会が催されました。

ここでは新商号であるGMOペパボの新ロゴのお披露目や、新年度に立ち上げ予定の新規サービスのPVも上映されました。

質疑応答タイムでは、数年前に立ち上げた電子書籍のセルフパブリッシングサービス・パブーやRuby on Rails対応のPaaS(クラウド型ホスティングサービス)・Sqale(スケール)の状況について、また昨今のEC無料化の流れの影響などについての質問が出ていました。

パブーやSqaleは、いずれも市場としてまだ大きな盛り上がりを見せておらず、潮目が変わるのを待ちながら粛々と事業を継続していくといった佐藤社長の口ぶりでした。

EC無料化については、Yahoo!ショッピングが無料化したのが業界の大きな出来事でしたが、発表直後はそれを理由にカラーミーショップを退会したユーザーもいたものの、最近は回復傾向にあるとのこと。

ECサイトを無料で作れることとそれで稼げることは別、という点を強調していて、「圧倒的な使いやすさ」と「カスタマイズ性」を強みとしてこの流れに対抗していくということでした。

***

懇親会も滞りなく終了し、ロリポおじさんと記念撮影をさせてもらったり、お土産の長崎銘菓カスドースをもらって、会場を後にしました。

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今年も総会に参加されていた個人投資家のかちおさん(@katio_boy)ロックオンさん(@rockon_cpa)と渋谷ヒカリエのカフェで少しお茶してから別れました。お二人ともありがとうございました。

かちおさんはその後、ログピのユーザーの方々との飲み会に参加されていたようです。いいなぁ。

***

余談になりますが、ビジネスの成長について自分なりに思っていることを少し。

佐藤社長が昨年、そして今年の総会で、他の同時期に上場したIT系企業などと比較して、ペパボは事業規模でも成長速度の面でも差をつけられていることを気にする主旨の発言をされていました。
経営者として危機感を抱くのはよいと思います。僕も投資家として、株主としてペパボにはもっと成長してもらいたいです。ただ速すぎる成長が必ずしもよいことでもないと思います。急激な成長は急激な組織拡大を伴いますが、それによって生まれる歪みも大きくなります。ペパボにはペパボのビジネスモデル、企業文化に合った成長ペースがあると思います。
すくなくとも、某ソーシャルゲームなどのように短期間で大ヒットみたいなことはペパボには望んでいません。それよりも既存のビジネス基盤を活かしつつ、「たくさん試して、うまくいったものを残す」方式で次世代の中核事業を育てて着実に成長していってもらえたらな、と思うのです。

ちょっと余談が過ぎたかも知れません。

GMOペパボ新ロゴ.JPG
お土産と一緒にもらった袋にGMOペパボの新ロゴが。
ペパボ通信2014.JPG
後で届いた今年のペパボ通信も素敵なイラスト。

2014年2月の読書まとめ

2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:4291ページ
ナイス数:951ナイス

2月は1週間まるまる研修だったりしたせいもあり、読書ペースは一段と低調でした。

最近は技術書を読むことも多いのですが、どうしても読むペースが落ちるし、「読んでて面白い!」という類の書籍ではないので、たくさん読みたい気持ちと相反してしまってジレンマです。

2月に読んだ中では「神様のカルテ 3 (小学館文庫)」、「幸福な生活(祥伝社文庫)」、「なれる!SE(電撃文庫)」などが面白かったです。

ノンフィクション・ビジネス書では「強いチームはオフィスを捨てる」、「アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか」も面白かったですね。

強いチームはオフィスを捨てる」は「小さなチーム、大きな仕事」の著者で米国・シカゴに本拠を置くWeb開発企業、”37シグナルズ”の経営者ら2人によるリモートワークのススメです。

実際にリモートワーク(会社オフィスに縛られず、自宅など遠隔での業務を行うこと)を実践している著者たちだけに、リモートワークのメリットだけでなくデメリットもしっかり抑えていて、全ての業務時間をリモートで行わなくてもいい、年に数回は社員全員で集まる機会を設ける、など説得力があります。

想像以上に広い業種ですでにリモートワークは試されはじめているとのことでしたが、これを実践できるかどうかは業種・職種に大きく左右されそうです。僕も業務的に全国各地への出張が多いため、少なくとも今の会社では現実的ではなさそうです。

とはいえ、従来型のオフィスワークのあり方に一石を投じるという点では興味深い一冊でした。



強いチームはオフィスを捨てる

 

2014年1月の読書まとめ

2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:7105ページ
ナイス数:1213ナイス

1月も1日平均1冊読了はならず、低調が昨年から続いています。
感想もあまり書けていないし、あれこれ雑念が多くて悩んでいるのがよくないのかも知れません。

先月読んだ中では、「傷はぜったい消毒するな」の著者・夏井睦の新著、「炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学」が最大の衝撃でした。

糖質制限ダイエットという言葉は最近目にするようになりましたが、正直胡散臭い気がしていました。

本書「炭水化物が人類を滅ぼす」では著者自身が図らずも糖質制限を実践した結果、大幅減量&健康増進を達成した・・・というところまでであれば僕が抱いていた胡散臭さは払拭されなかったでしょう。

しかし本書が面白いのは、糖質制限の仕組みからはじまって、炭水化物/糖質が必須栄養素であるという、誰もが当たり前だと思っている常識に疑問を投げかけ、栄養学で使われている食物のカロリー数という概念を疑い、さらにはブドウ糖と生命の関係から人類の農耕史に糖質の及ぼした影響にまで話を発展させていることです。なんとも知的好奇心をくすぐられる展開じゃないですか。

これも前著・「傷はぜったい消毒するな」と同様、一種のパラダイムシフトを提示する著者の大胆な仮説といえますが、この仮説が正しいかどうかは、まず本書を読んでみてから判断してもらいたいです。


傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 (光文社新書)
 

2013年12月の読書まとめ

2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:5251ページ
ナイス数:750ナイス

12月も読書量は低調でした。

読書メーターで参加していた「新潮文庫夏の100冊2013を読破しよう!」というイベントで自分の年内の目標だった60冊を達成するために新潮文庫を重点的に読んだ月でした。

他には月初に町田市鶴川にある旧白洲邸武相荘でのプチオフ会でお借りした白洲正子・著「鶴川日記」や薦めていただいた創元推理文庫「叫びと祈り」など。

映画化された妹尾河童・著「少年H(新潮文庫)」も上下2分冊のボリュームでしたが戦時中の神戸の街の様子や少年の率直な視点が日本の戦争の愚かさを浮き彫りにしていて面白い作品でした。

2013年11月の読書まとめ

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:5546ページ
ナイス数:833ナイス

11月も読書ペースは低調でした。

コンピュータ関連の技術書が多めだったので読むのに時間がかかったせいもあります。

今月ダントツ、というか今年のベスト3に入る本は、「散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道」。太平洋戦争末期、硫黄島での日本軍の戦闘を指揮して最後まで米軍を苦しめ、戦場に散った陸軍中将、栗林忠道を彼の遺した手紙を元にその特異な人物像を追ったノンフィクションです。

2013年10月の読書まとめ

10月分の読書まとめですが、読書メーターのログを取得し忘れていました・・・orz

2013年09月の読書まとめ

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:28冊
読んだページ数:7699ページ
ナイス数:1127ナイス

9月は少し読書ペースが回復。でも全然感想が書けていません・・・。
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