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  • 2015.08.31 Monday
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2391 プラネットが株式分割を発表

今日、投資先の一つ、2391 プラネットが突如大きな出来高をともなってストップ高していました。 普段は売買が成立しないこともザラな銘柄なので一体何が?と思ったら、昨日次のようなIRが発表されていました。 http://www.planet-van.co.jp/ir/pdf/20090615.pdf 決算期末の7月31日を基準日として、1:400の株式分割を実施。 さらに翌8月1日付けで単元株制度を採用し(これまでは1株から売買可能でした)、1単元を100株とするという内容です。 つまり、これまでの4分の1の金額から同社株式の購入が可能になるというワケですね。 今年1月から上場会社の株券電子化が実施され、株券の発行がなくなったおかげで大幅な株式分割も行なわれるようになるんだろうな、とは思っていましたが、早くも自分の投資先で経験することになるとは・・・。 理論的には、株式分割は株主価値には全く影響を与えないものですが、数年前などはライブドアなどのように大幅分割を発表後、株券が発行されるまでの需給ギャップで株式分割バブル?なるものも発生していたそうですね。 今回のプラネットの株式分割に関してはIRでも書いてある通り恒常的にかなり流動性が低かったので、 それが解消されることは投資金額が引き下げられることと合わせて、 一般の個人投資家にとってはそれほど悪い話ではないと思っています。 それに、個人的にはこの類のコーポレート・アクションを経験するのは初めてなので、 損得は関係なしに、少々楽しみにしています。

日商簿記検定2級

今日は日商簿記検定試験の2級(商業簿記・工業簿記)を受けて来ました。 特に職場で経理関係の仕事をするとか会計の仕事に就こうと考えている訳ではないのですが、 株式投資をしていて普段から決算書に触れていることもあり、 一度資格に向けて体系的に勉強をしてみようとしばらく前から勉強を始めていました。 といってもまだ今回受験する気はなかったのですが、5月始めに日頃ブログで交流があるまろさん(ブログ『投資を楽しむ♪』:http://stojkovic.blog20.fc2.com/)に肩を押していただき、急遽受験を決意。 試験が終わっての手ごたえですが、商業簿記からの問題3題はほぼ出来たものの、 工業簿記の問題は準備不足がたたり、ウ〜〜ン・・・(;´д`) 正直合格ライン上ギリギリ駄目な感じ。 という訳で、既に次回(11月)に向けての勉強を始めています。 でも今回の感触からすると、次回は確実に2級は取れる気がします。

『バフェット・コード』

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89-%E8%8D%92%E4%BA%95-%E6%8B%93%E4%B9%9F/dp/4532353602/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1244894764&sr=8-1 今週発売されたばかりのいわゆる「バフェット本」の最新刊です。 著者は「フィッシャーの『超』成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために」の共訳者である、荒井拓也氏。 世の中に「バフェット本」は数多あれど、翻訳本ではない日本人によるバフェットをメインテーマにした著書は少なく、これまでに出版されている僕の知る限りでは三原淳雄氏の「お金持ちになるためのバフェット入門」、牧野洋氏の最強の投資家バフェット(旧版題:バフェット―「米国株式会社を動かす男」)の2人の著作しかありません(他に2種類ほど、マンガ本が出版されてはいますが)。 内容ですが、前半部分ではバフェットがバークシャーの会長として株主宛に手紙を書き始めた1977年から現在までのバークシャーのポートフォリオ(毎年の手紙の中で公開されている)の動きを追いながら、バフェットが投資判断を行なう上でどのようなことを考えていたのか、ということを解き明かしています。 後半では「バフェット・システム」「バフェット・コード」と題して、バフェット流投資の全体像をひも解くと同時に、バフェット流を真似ようとする一般投資家が陥りがちな罠を指摘しています。そしてまとめとして、バフェット流投資判断の決め手をシンプルな一つの式に集約しています。 〜〜読後の感想〜〜 前半部分はバフェットの(バークシャーを通じての)株式ポートフォリオの変遷が一冊で眺めることが出来て、それだけでも面白いかも知れません。 また、後半部分では筆者がバフェット流投資の唯一の公式として「バフェット・コード」、「バフェット数式」なる概念を展開しています。 といっても、DCF法による企業価値と時価を比較するという既知の手法なのですが、 筆者はこの手法を難しい言葉や数字は一切使わずに、実にシンプルに表現しています。 そして従来のバフェット本で断片的にしか取り上げられて来なかった投資先の「ブランド力」、「競争優位性を維持するための堀」、「ROE」、「優れた経営陣」、「成長力」、「財務力」といったあらゆるファクターを考慮することで、将来キャッシュフローの見積もり精度を上げリスクを排除し、それをたった一つの「バリュー方程式」にまとめている、と筆者は述べています。 特に後半部分に関しては色々賛否両論分かれる内容かも知れません。 しかし時として一つの側面のみがクローズアップされ、誤って解釈されがちなバフェットの投資手法を多面的にとらえながらも、これ以上ないほどのシンプルな一つの式にまとめようとする試みは、面白いと思いました。 また、バフェット・コードはその適用においては非常にプライベートなものであり、バフェットにとってある銘柄がバフェット・コードにあてはまるものでも、他の人には必ずしもあてはまるとは限らないと筆者は述べています。だから、バフェット流投資に学ぼうとするなら自分の「バフェット数列」を探す必要がある、と述べているのは共感できました。 本の帯に書かれている「投資上級者必携の”バイブル”」というのは少々大げさかも知れませんが(笑)、他の様々なバフェット本を読んだ後で読むと、この本のシンプルすぎる(※簡単ではありませんが)結論にスッキリ出来るかも知れません。

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