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  • 2015.08.31 Monday
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2013年7月の読書まとめ

読んだ本の数:21冊
読んだページ数:5619ページ
ナイス数:856ナイス

7月は一転、読書ペースが大幅ダウン。
仕事で月の中旬まで頭がいっぱいだったことに加えて、技術系の本の比率が高めだったせいもあります。月末に読んでいた本がなかなか読み進められず、さらにペースダウンしてしまった一ヶ月でした。

もっとよくないのは、読んだ本の感想がどんどん書けなくなっていること。前はもっと気楽に書いていたのに、最近ちょっとうまいこと書かなきゃという強迫観念にとらわれてしまっているのかも知れません。読み終えたらその余韻が冷めないうちに感想を書くというのがいちばんいいんでしょうね。要反省です。

読んだ本は上にも書いたとおり技術本が多めですが、小説では中山七里さんの「おやすみラフマニノフ」が面白かったですね。デビュー作であり、今年はじめに映画化された「さよならドビュッシー」よりもさらに磨きがかかっていた印象です。

小川洋子「猫を抱いて象と泳ぐ」も決して表舞台に立つことがなかったチェス棋士の少年の生涯を幻想的な文体で描いており、美しい作品でした。



 


おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)
読了日:7月2日 著者:中山 七里
風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)
読了日:7月3日 著者:堀 辰雄
Emacs実践入門 〜思考を直感的にコード化し、開発を加速する (WEB+DB PRESS plus)Emacs実践入門 〜思考を直感的にコード化し、開発を加速する (WEB+DB PRESS plus)感想
歴史あるテキストエディタ、Emacs。あまりにも多機能すぎて全くの初心者にはとっつきにくいが、本書はそんなEmacs初心者から熟練者まで、自分好みにエディタをカスタマイズするための入門書。序盤はともかく、後半になるとさすがについていくのが厳しかったが、あらゆる設定を1つの設定ファイルに集約して別環境で同じ設定を構築できるというのが興味深い。この感想もEmacsで書いているけれど、少しずつカスタマイズしていきたい。

読了日:7月5日 著者:大竹 智也
1人でつくる「Ruby on Rails3」アプリケーション―Webアプリケーションの開発から公開まで! (I・O BOOKS)1人でつくる「Ruby on Rails3」アプリケーション―Webアプリケーションの開発から公開まで! (I・O BOOKS)
読了日:7月6日 著者:堀 正義
さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
読了日:7月8日 著者:中山 七里
ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)
読了日:7月9日 著者:堤 未果
プロダクティブ・プログラマ -プログラマのための生産性向上術 (THEORY/IN/PRACTICE)プロダクティブ・プログラマ -プログラマのための生産性向上術 (THEORY/IN/PRACTICE)
読了日:7月11日 著者:Neal Ford
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)
読了日:7月13日 著者:小川 洋子
不器用でも愛される「自分ブランド」を磨く50の言葉不器用でも愛される「自分ブランド」を磨く50の言葉
読了日:7月13日 著者:千田琢哉
ソーシャルもうええねん (Nanaブックス)ソーシャルもうええねん (Nanaブックス)感想
再読。軽い文体でTwitterやFacebookといったSNSや日本のソーシャルゲーム業界の欺まんをズバズバ斬っていくのが気持ちよい。それ以上に再読したくなったのは、後半の非コミュ(本人曰く)の著者の独立時のエピソード。初めてプログラミングを覚えるためには「写経」しかない、動いているものを見せれば、大人は納得する、nullを突っ込んでコンパイルする勇気、競争は最大のコスト、など金言がたくさん。
読了日:7月14日 著者:村上福之

僕の好きな人が、よく眠れますように (角川文庫)僕の好きな人が、よく眠れますように (角川文庫)感想
不倫の恋がテーマだとは読むまで知らなかった。全体的にそれを感じさせるエピソードが少なくて、ほぼ全編、二人で限りのある恋を楽しんでいたという印象。もちろんあれこれ悩んではいたけれど、不倫してる深刻さじゃないよなぁ。めぐが既婚で特に問題があったわけでもないのに山田くんにころっと心変わりしてしまったのが何の説明もないのが…。会話部分は中村航さんらしくて楽しかった。他作品でも登場していた坂本さん(?)がいい味出してた。
読了日:7月14日 著者:中村 航

人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))
読了日:7月15日 著者:太宰 治
Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
読了日:7月18日 著者:西田 圭介
月3万円ビジネス月3万円ビジネス
読了日:7月18日 著者:藤村靖之
レイヤー化する世界―テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書 410)レイヤー化する世界―テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書 410)感想
前半は中世の帝国の成り立ちから辺境の地だったヨーロッパが覇権を握り、近代国民国家が成立するまでの流れをざっくりとわかりやすくまとめている。ウチとソトを分け、ソトから収奪することでウチが豊かになってきたが、収奪するソトがなくなってきたことで行き詰まりをみせている。今当然だと思っている枠組みが数百年前には全く存在しなかったことを考えると、起こりつつある変化は一つのパラダイムの終焉なのだろう。乗り切るためには柔軟な態度をとり、著者の言葉を借りるなら「アメーバのようにくねくねと」動き回り続けていくべきなのだろう。
読了日:7月20日 著者:佐々木 俊尚

東のエデン (文庫ダ・ヴィンチ)東のエデン (文庫ダ・ヴィンチ)感想
羽海野チカさんがキャラクター原案でTVアニメ&映画化された作品の監督によるノベライズ。文章は正直言ってわかりづらいし盛り上がりに欠けたりで小説としてはイマイチに感じた。でも設定が面白い。100億円の電子マネーを消費することで大抵の願いを叶えてくれるノブレス携帯。記憶を失った男・滝沢明はそれを手に何をしようとしていたのか?放棄されたショッピングモール、学生達が築いた画像検索SNS「東のエデン」などワクワクさせるギミックが盛り沢山。最後の方はかなり強引にまとめた感じがするけれど、続編が出ているので別の機会に。
読了日:7月21日 著者:神山健治

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則感想
再読。スタートアップはビジネスをより速く、より大きく成長させることが当然と考えられているが、37シグナルズはその真逆を地で行く社員わずか20名弱のソフトウェア開発企業。"LESS IS A GOOD THING"とは自分の好きな本「SMALL GIANTS」にも通じるところのある考え方だ(実際、同書で紹介されるジンガーマンズという店がこの「小さなチーム〜」でも軽く触れられている)。やることを減らし、集中し、生産性を高める。最近の自分には刺さる言葉が多かった。また何度も繰り返し読みたくなるビジネスの箴言集。
読了日:7月21日 著者:ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン




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