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  • 2015.08.31 Monday
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2014年3月の読書まとめ

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5039ページ
ナイス数:950ナイス

毎月のことですが、3月分の読書まとめ、今更アップします。

先月は再読も何冊かしましたが、新刊で面白い本も多かったです。

モノが少ないと快適に働ける」は極限までモノを減らしている著者のオフィスを紹介しながら、仕事環境におけるミニマリズムのススメを説いています。なかなかここまで徹底するのは難しいですが、本当に自分の職場の机の周りに散乱している書類やモノは本当に必要なものなのか、今一度見つめ直そうという気にさせられる一冊です。

"Warren Buffett's Letterr to Berkshire Shareholders 2013" は著名投資家のウォーレン・バフェット氏が毎年自身がCEOをつとめるバークシャー・ハザウェイの株主・投資家に向けて書いている手紙です。僕はウェブ上で公開されている1977年版から全て読んできましたが、いわゆる株式投資の話題だけでなく、ビジネスの広範囲に渉る示唆に富んだ文章が展開されていて、非常に興味深い読み物です。このブログでも過去の手紙の翻訳に挑戦したことがあり、今年も久しぶりに翻訳記事を書こうと思っているのですが、なかなか進んでいません・・・。

小説で特に面白かったのは高田郁さんの時代小説「銀二貫」です。大阪商人の井川屋和助が天満天神への寄進のために貯めていた銀二貫で仇討ちから救い、彼の寒天問屋で丁稚として働くことになった武家の少年・松吉の物語。苦難の連続にも負けずひたむきに新しい商品開発に取り組む姿に胸を打たれました。

貧乏入門貧乏入門
読了日:3月3日 著者:小池龍之介

Warren Buffett's Letter to Berkshire Shareholders 2013Warren Buffett's Letter to Berkshire Shareholders 2013感想
ウォーレン・バフェット氏がバークシャー・ハザウェイの株主に向けて毎年書いている手紙の最新2013年版。昨年は株式市場が堅調で、バフェット氏が指標としているバークシャーの資本増加率はS&P指数に及ばなかった。ビジネス面は好調で、中核となった鉄道のBNSFやエネルギー事業のミッドアメリカンなどは最高益。今年のコラム"Some Thoughts About Investing"では、投資とは値上がりを期待して行なうのではなく、対象から上がる収益の利回りとその継続性に基づくものだという彼の堅実な考えを述べている。
読了日:3月5日 著者:WarrenE.Buffett

魔法少女まどか☆マギカ (上) (星海社文庫)魔法少女まどか☆マギカ (上) (星海社文庫)
読了日:3月6日 著者:一肇

魔法少女まどか☆マギカ (下) (星海社文庫)魔法少女まどか☆マギカ (下) (星海社文庫)
読了日:3月8日 著者:一肇

電気代500円。贅沢な毎日電気代500円。贅沢な毎日
読了日:3月9日 著者:アズマカナコ

ミナを着て旅に出よう (文春文庫)ミナを着て旅に出よう (文春文庫)感想
オビの「解説・辻村深月」に釣られて衝動買い。なんと単行本は10年以上も前の刊行だったとは。ミナ・ペルホネンというブランド名はかすかに聞き覚えはあったけれど、日本人が始めたのは全く知らなかった。洋裁学校に入ってから何度も長期間の旅に出ていたり、独立する前は魚河岸で働いていたり、変わった人だなぁ。そういう人だから、業界の常識に囚われない発想ができたのかも。
読了日:3月10日 著者:皆川明

魔女の宅急便  2キキと新しい魔法 (角川文庫)魔女の宅急便 2キキと新しい魔法 (角川文庫)
読了日:3月12日 著者:角野栄子

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)
読了日:3月16日 著者:石井好子

Webアプリエンジニア養成読本[しくみ、開発、環境構築・運用…全体像を最新知識で最初から! ] (Software Design plus)Webアプリエンジニア養成読本[しくみ、開発、環境構築・運用…全体像を最新知識で最初から! ] (Software Design plus)
読了日:3月17日 著者:和田裕介,石田絢一(uzulla),すがわらまさのり,斎藤祐一郎

君は素知らぬ顔で (祥伝社文庫)君は素知らぬ顔で (祥伝社文庫)
読了日:3月18日 著者:飛鳥井千砂

銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)感想
著者サイン本で読了。武士の仇討ちを天満天神への寄進のために用意していた銀二貫で買い、遺された少年を救った大坂の寒天問屋・井川屋和助の心意気、度重なる大火などの天災に翻弄されながらも懸命に生きる人々の姿、そして亡くなった恩人との約束を果たすために何年も何年も試行錯誤を続けてやり遂げた松吉の真摯さに胸を打たれました。それだけ苦労して見つけた画期的製品の製法を独占せず公開して、かえって本業で大成功を収めるというのも示唆に富んでいる。
読了日:3月19日 著者:高田郁

日本でいちばん大切にしたい会社4日本でいちばん大切にしたい会社4
読了日:3月21日 著者:坂本光司

ヤノマミ (新潮文庫)ヤノマミ (新潮文庫)
読了日:3月23日 著者:国分拓

珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
京都の純喫茶「タレーラン」を舞台にしたこのシリーズももう3作目か…。今回、タレーランは冒頭と最後だけで、ヒロイン切間美星が出場する「関西バリスタコンペティション」会場が舞台となる。競技中に混入騒ぎが起こって美星と付き添いのアオヤマが巻き込まれる展開。見張りに出場者の身内を頼むとかツッコミたい点はいくつかあったが、関係者の思惑が渦巻き、謎の解決編で明かされる真実はサブタイトル通りの「心を乱すブレンド」だ。本文を読み終えてからのエピローグの最後の文がなんとも切ない。
読了日:3月24日 著者:岡崎琢磨

モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術感想
タイトルと表紙のイラストに釣られて衝動買い。この手の本は何冊も読んでいる気がするけれど、著者が文具関係の仕事をしているだけに自身が使っている文具の紹介が多かった。それでもうんざりしなかったのは、淡々とした文体と、なぜそのツールを使うのかという著者なりの明確な理由があるからかもしれない。シンプルとは少し違う、ミニマリズムの発想。なかなか実践は難しそうだけれど、仕事を進めるために何が必要で何が不要か、一度見つめ直すきっかけにしたい。
読了日:3月25日 著者:土橋正

新装版 恐怖配達人 (双葉文庫)新装版 恐怖配達人 (双葉文庫)感想
6本のサスペンス短編集。普通の人がふとしたきっかけで道を踏み外したり悲惨な目にあったりするあたり、この間読んだばかりの百田尚樹さんの「幸福な生活」を少し思い出した。20年以上前に書かれた作品だが、携帯電話がなかったり髪型の描写が当時の流行だったりする以外は古臭さを感じさせず、読みやすい文章。「梁のある部屋」と「死体を運んだ男」が個人的には特にゾッとした(男性目線というのもあるかも)。
読了日:3月27日 著者:小池真理子

いのちのうた―まど・みちお詩集 (ハルキ文庫 ま 1-2)いのちのうた―まど・みちお詩集 (ハルキ文庫 ま 1-2)
読了日:3月29日 著者:まどみちお

霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上) (角川文庫)霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上) (角川文庫)
読了日:3月30日 著者:綾辻行人

霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫)霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫)
読了日:3月31日 著者:綾辻行人

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